ゲンウロブチによろしく

今日はサイコパスの映画見た感想書こうと思っただけでタイトルに他意は無い。

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件の映画だが、サイコパスはこういう作品だったっけという感じを覚えた。

よくあるドラマの映画化で主人公が海外行ってひと騒動という類いの作品でした。

テーマは何だったんだろうという。

おそらく、サイコパスに自分が期待していたのは、例外に対してどう考え、どう行動するのかが興味の対象だったと思う。

1期はシビュラシステムの仕様から外れたものに対して、2期はシビュラのシステム仕様の穴を付くある種のクラッキングに対して。

もちろん、今作のテーマにはシビュラの新規導入により拡大していくことに対して議論が成されていたが、それに対して強いメッセージ性は感じなかったし、キャラのエゴが反映された意見がでるくらいで建設的な議論も結論もとくにでなかったような気がする。結果何となく終わったという感想が残った。

 

映画に関連して、12月頃に楽園追放も見てきた。こちらも虚淵玄脚本。

作品を見て思ったことは、具体的に脚本家がすべてのストーリーの舵取りを任されているのかは存じ上げないが、彼の作品に共通するのは社会・構造・ルールとの向き合い方なのかなと思った。

楽園追放にしろ、サイコパスにしろ、リアルな世界の社会とは価値観の違う社会構造した世界が舞台となることが多いのでは?と思う。それが彼のテーマ?

もしかしたら、もし世の中がこうだったら、あれがこうだったらという疑問が彼の脚本・ストーリーの原動力担っているのかもしれないなぁと。

まどかマギカも種類は違うが、魔法少女はどういう構造・どういうルールで構築されるのかを論理的に考え話を作り、結末に導くのかという部分があったに違いないし、この作品に関しては結末でルールの改変をしている。

まあ、各作品総じてメッセージとして感じるのは、ルールに準じる反するにしろが自分の幸せや理想に至るに己で考えてそれを貫くことということだと思う。

乱暴だが感想は以上。

 

BGM:名前のない怪物 - EGOIST