情報セキュリティマネジメント試験に合格しました

題名の通り、4月16日に行われた情報技術者試験において情報セキュリティマネジメント試験を受講し、合格を果たした。

 

試験についての詳しい概要については下記のIPAのホームページに記載されており、今後受験を検討する人はこんな個人ブログよりこっちを見て心構えしていただきたい。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sg.html

 

以下は今回受験した私の所感を記しておこうと思う。

今回受験した情報セキュリティマネジメント試験はITパスポートに次いで設けられたIT技術に触れる方の入門的な扱いとされている。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

 

IPAの試験についてのページでは、各試験ごとの応募者数と合格率が記載されているが、情報セキュリティマネジメント試験は合格率76%と国家試験としては高い合格率を誇っている。

一番入門的な試験として設けられたITパスポート試験の約48%と比べると凄まじく高い合格率に思える。

 

果たして情報セキュリティマネジメント試験はITパスポートよりも簡単であるのかと言うとこれは人それぞれかと思う。

 

私はITパスポート試験をスルーして基本情報技術者試験をパスしたため、ITパスポートの内容については存じないが、ITを浅く広く知っているかを問われる試験なため、必然的に出題範囲は広くなる。

また昨今のITの普及によりSE以外の一般企業でもIT活用等の一環として関係業務社員に受験を推奨する場合も考えられ受験者層も厚いことが予想される

一方、情報セキュリティマネジメント試験とは名前の通り情報セキュリティに従事するひと全般に向けられた試験であり、出題範囲、受験者層もある程度絞られるので受験者数もITパスポート比べると少ない。また近年新設されたばかりなので認知度も低いと思われ、実際の受験者は業務従事者や情報技術者試験の上位資格を取った人が興味本位で受けたためある程度知識が身についている人が多く受けているからではと思う。

 

私が今回試験を受けた手応えとしては比較的安易なものに感じた。すでに上位資格である応用情報技術者試験をパスしているからであり、過去に情報セキュリティの業務従事者でもあったため、私も興味本位で受験した一人であったのだ。

試験は午前午後で別れており、全て選択式で記述なし。

午前は他情報技術者試験同様に市販の参考書に載っているような基礎知識を問う問題で知らないと解けないぶん難しいかもしれない。

午後は実務に近い現場のシナリオに沿って回答する文章問題で、基礎知識もそうではあるが、個人情報保護や情報セキュリティの観点からどう言う行動や対策を講じるべきか問われる問題が多かったと思う。

記憶に残っているのは閲覧できる人を制限するため、ガードマンやアンチパスバック機能入退室管理など設置するかなど

セキュリティと言ってもいいような題材も含まれていた。

 

情報セキュリティマネジメント試験はまだ歴史は浅いので過去問は皆無だが、参考書などでは近い内容が出た試験の過去問を例題にしていたりしたので、学習する場合は参考書1冊買って解けば問題ないだろう。

私は一週間程度しか参考書を読まなかったが、読んでてよかったと思う問題も出たので余裕をこくのも注意。

 

今後受験したいと思った方は是非、勉強し受験していただきたい。

IT技術はこの世にあらゆる場所に溢れており、もはや他人事にはできない、自分事なのだ。明日は我が身。

国家試験として自分に箔がつくとかおいておいて、今や生活の上で身につけるべき事と大げさに言ってみる。