第一級陸上無線技術士に合格した思い出でとそのあとの展望
先日電験三種の試験と自己採点が終わって、いい感じだったのでなんかもうフライングで書こうと思ったが、以前合格した一陸技の内容を全く残してなかったなということで今回はそちらの思い出を残しておこうと思います。
今書くと皮算用になるかもしれないので、電験は10月以降に合格してたら記事になります。
以前こんな感じで合格報告はしていたのですが、感想とかはなかったなと思い認めておくことにします。
”合格”おめでとうございます! pic.twitter.com/qWfCvp8Myz
— 布団屋さん (@hitujihane) 2021年2月7日
第一級陸上無線技術士(以下、一陸技)は無線資格では最高峰とか言われている資格で一陸技に関してはざっくりいうと陸上であらゆる無線が使える資格である。
私は以前から大学の単位認定で第一級陸上”特殊”無線技士の資格を所持しているが、こちらはだいたい携帯電話の無線基地局等の規模の小さい設備で必要なる資格と言われている。
これらの資格は業務用であり、個人の趣味や技術訓練などで利用する場合は別途アマチュア無線が必要となる。最近だと無線通信以外にドローンを趣味で使用する人のニーズが増えているとか。
このあたりの細かい違いは各種無線資格の法規の内容にあるので、勉強してください(丸投げ)
語弊があると困るので、詳しく知りたい方はリンク先参照
試験へのモチベーションはあったが、以前は無勉で挑んでそのままだったが、電気通信主任技術者(電通主技*1 )合格によりで2/4科目免除となるので、次なる資格取得の目標としていました。
というわけで僕の一級陸上無線の試験はここで終わってしまった。受かる見込みはないが、無線を理解してなくとも、計算問題で何らか導出できる辺り問題自体はそこまで難しいわけではないのかもしれない。今回が易化著しい場合は別だが。次回リベンジできればと思い、次の電験三種に取り組むのであった。
— 布団屋さん (@hitujihane) 2014年7月9日
趣味で受けてるのより、電通主技の方が優先順位上がったのがありますが、7年越しに合格できて何よりでした。
試験を完走した感想ですが、まず、私は無線工学Aと工学の基礎については電通主技取得により科目免除されているので、試験の内容も把握してないか覚えてないので参考にはならないです。
また、一陸技とるために電通主技を先にとってからという考えはあまりお勧めしない。
もしかしたら人によってはその方が楽な場合もありうるが、全くの有識者でもない人が一から勉強しようとすると単純に科目数が増えるだけだし*2無線技術と関連が薄い内容も勉強しないといけない。尤も電通主技の方がマイナー資格なので参考書が充実してなくて勉強しにくいです。
のこる法規と無線工学Bについてですが、私の感想としてはぶっちゃけ過去問の類題しか出ないのでそこにきづけたら対策しやすかったです*3。もしかしたら全くの新傾向問題もありうるのですが、6割点数取れれば合格なので他でカバーできるよう勉強してくださいとしか言いようがないです。
私の使用した参考書でも過去問の数値変更したか過去問そのままの例題が乗っていたので過去問の解き方わからないやつは参考書ながめて、同様の問題探して確認していました。
後から振り返ると過去問を何周かしていれば初年度で取得も夢ではなかったかもしれないですが、そういうのに気づけるほど勉強していなかったとも言えます。
なので、解かなくてもいいのでまず過去問を眺めてどういった問題が出題されるのか把握してください。そのあと参考書を流し見して、どこにどの過去問の類題があるのか解答があるのはどこかとか把握して、勉強を進めると試験合格に対しては効率がいいかもしれないです。*4
一応参考までに使用した参考書を掲載しておきますが、自分が読みやすいと思ったものが一番いいと思います。*5
自分は秋葉原の書店で何冊か見比べて合いそうなのにしました。
法規は後輩からもらった古い参考書でも十分でしたが、法改正とかあると困るので最新のにした方がいいとは思います。
今回一陸技合格したことによりアマチュア無線4級に相当する範囲も使用できるらしい。
調べているとFPVタイプのドローンで通信する際に使う5GHzの電波は屋外利用できないので、アマチュア無線*6を取るらしい。
総務省 電波利用ホームページ|その他|ドローン等に用いられる無線設備について
そんな情報をみつけたので、趣味でドローンの空撮かドローンレースでもやってみようかと思ったりはしたが。この社会情勢なのでなんとも進められてはいない。
いずれにしても無線技術者に関しては世の中無線通信が広く利用されてきており需要はありますが、どの範囲が必要なのかは個々の責任で把握したうえで必要な資格を取った方がいいです。
私のように趣味でとるコレクターみたいな人は頑張っていただければいいとおもいますが、カッコつけて上位の資格にチャレンジもいいこともありますが、無線技術士の試験も他の試験もそうですが年に受けられる機会は限られてるし、時間も労力もかかるので、自分の目的に対して必要な範囲をちゃんとかくにんしてターゲットを絞った方がいいのではと思います。
BGM:閃光 - [Alexandros]
なんかいろいろ触発されて閃光のハサウェイ見に行ったが面白かった。
セリフがコミュニケーションになってるのか微妙なラインな感じが原作富野御大ぽくてよかった。